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L'oro rosso様

​   店名とコンセプトについて

 イタリアの郷土料理とワインを提供しています。食材同士の組み合わせを意識して、シンプルだけども他では味わえない、「あ、ちょっと違うな」と思ってもらえるような料理を、全席カウンターで提供しています。

 イタリア料理は本来、もっと身近に感じられるものだと思っています。とはいえカジュアルすぎるような安い物ではなく、うちは品質にもこだわっているので、質の良いワインなども提供して、本当に「美味しいね」と感じていただき、「いい価格帯」と思ってもらえるようなものを提供することを目指しています。

   カウンターだからこそできるサービス

 お客様一人ひとりの目を見て話しながら、何を求められているのか感じ取ることが出来ます。こちらからも料理や食材・ワインのことなど伝えやすいですし、面と向かって素直に直接サービスできるところが良いと思っています。カウンターは、本当にいいですよ。

   ワインや料理のこだわり

 ワインは、自分がトスカーナ地方・中央イタリアで修業していたので、その地域が多いです。ただイタリアも北から南にすごく幅広い、そして葡萄の品種もとても多いので、幅広い種類を取り扱っています。

 料理のおすすめは、トスカーナ地方の郷土料理で、リコッタチーズ(イタリアのフレッシュタイプチーズ)とホウレンソウを練り合わせたニョッキです。通常ニョッキは芋が主材料なんですが、うちのオリジナルで、チーズを練り込むことで、ふわふわ感のある仕上がりになります。他ではなかなか味わえない味にしてます。

 他には、トスカーナ地方の名物料理で、牛の内臓煮込み料理があるので、これもおすすめです。ワインとの相性もいいので、前菜として。温かい料理ですが、白ワイン・赤ワインどちらも合うので、是非一度食べてみてください。

 

   創業時の苦労について

 お客さんをイメージして考えるメニュー造りと、数字管理です。仕入も全部自分で行い、細々したお金の管理がとても多く、資金繰りを考えることも苦労しました。 開業前は楽観していたのですが、現実はとても面倒です。現場の人間なので、数字の管理っていうのはどうしても難しくって。オープン当初はずっと手作業のアナログだったので、全て帳簿に書いたりしなくてはいけない。営業終わった後にする作業がとても大変でした。

   クラウドサービスを活用し、数字管理などの改善。営業前後の時間の大切さを知る

 自分はできるだけ現場に集中したいので、会計とか数字に関しては把握はしますけど、事務などを全てを自分で行うのは難しい。できる限り安価な値段で外注できたり、士業のような専門家さんにお願いして、アドバイスを受けた方がいいかなと思っていました。

 特に、帳簿作成などの作業の部分は効率化を意識しました。自分は元来アナログ人間で、iPhoneやパソコンも使いこなせないレベルなんですが、今活用しているクラウドサービスなどは単純明快に「わかりやすい」。レジにしてもある程度初期設定すれば、タッチしてオーダー入力していくので、一度覚えると直感的に使えます。そしてこれが自動で帳簿に入力されていくので、作業効率は本当に良いと思います。

 この結果わかったのが、営業前後の時間が非常に重要だということ。営業後の伝票整理だとか、数字管理。毎日辛かった時期があったので。それを効率よくできるようにならないかなーって思ってた時を思い出すと、タブレッドレジやクラウド会計は本当に助かっています。余った時間を、質のいい料理を作る、メニュー作りをする、打ち合わせの時間をとるなど、非常に効果的に活用できています。

 

   今後について

 やはり、このお店のお客様を増やしていきたい。今現在は8席しかないので、しばらくは一人でやることを中心で考えていますが、普段の営業、仕込・段取り、数字管理だったり、お客様が増えるとやるべきことはどんどん増えるので、自分自身の本来業務に集中する為、できる限り無駄な動きをしない。お客様へ全力で集中することを意識して頑張っていきたいと思います。

L'oro rosso​(ロロロッソ)

札幌市中央区南2条西1丁目 広和ビルNo.21 2F

17:00 - 24:00 水曜日定休

​011-231-2901

http://www.lororosso1003.com/

 

※画像料理名は

旬野菜とリコッタチーズの彩りサラダ

かぼちゃのニョッキ セージバターソース

鶏肉と男爵芋のハーブグリル マスタード添え

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