職人技は、簡単には継承できないのか?
平昌オリンピックも終わり、体育会系の私の中には何か燃え上がるものが。
15年ぶりのスキー再開。
元ワールドカップアルペン選手の父にワクシング、エッジメンテナンスとチューニングを頼みました。
ワックスを塗り込む際、アイロン使うんです。
なかなか、見ない光景ですよね。
子供ながら、現役の父の作業を見ていた記憶が、謎な作業(視覚)と変な匂い(嗅覚)にこびりついていたのか、
当時の景色が、浮かんでくるようでした。
ディープラーニングにより、AIの進化が目まぐるしく、職人技と呼ばれていた繊細な技術を、再現してしまう。
あるいは、職人技をノウハウ化し、ホリエモンがSNSで炎上した、寿司学校でいいじゃないという出来事。
職人=何が何でもゆずれないこだわりというイメージが強いのですが、
仕事にも言える、
「量は質を生む」
ということ。
全ての作業に意味があり、こだわりがあり、明確にユーザーの五感を刺激するような、
感動を与えてくれるものが、たくさんあると思います。
逆に、これを再現することで、多くの人の暮らしを豊かにしてくれるのかもしれません。
改めて、アスリートがマテリアルにこだわる様と、働くということの意識の持ち方について、考えることができました。
肝心のスキーの腕前はまだまだですが、ぜひご一緒できる人がいましたら、よろしくお願いします!