子供はみんな芸術家!
子供はみんな芸術家!
例年の3分の1しか降らなかった雪が、早々に溶けてしまった北海道。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?沢田です。
春は、出会いと別れの季節。私もいよいよお世話になったこの会社を卒業する日がやってきました。3年か。短いな(笑)
社員二人しかいない時に、0.5人分人手がほしい、と友人づてに紹介され事務のおばちゃんとして入ったのがきっかけで、自分の司会業を優先に働かせていただいていました。
今日は、そんな私の卒業後の世界のお話です。
何度がブログに登場しているように、私は道内のいたるところで、マイクを握り司会としてお仕事をさせていただいています。その関係で、このたび子供向けのカルチャースクールの講師を任せていただけることになりました!
「キッズアートスクール」、子供の感性を、アートを通じて育てよう!という、知育講座です。
英会話や水泳が習い事のはやりだった時代から、表現教室がはやる時代へ変化したんですね。今回は講師になるなかでお勉強した知識の中から、少しだけ・・・。
子供は5歳ころまでは、みんな芸術家と同じだそうです。
自分の中からあふれ出るものを描き、それを誰かに見せて、評価され、その子の作品が出来上がる。

みんな自由に描いていたはずなのに、8歳ころになると、急に回りを気にしだし「優劣」をつける。その結果、自分は人と違う絵を描いている。なんか違う、何か変。11歳ころには、そんな感情から描くのをやめ疎遠になり、普通の大人になります。つまり、今絵が苦手という大人の大半は、11歳ころの自分と同じ、ということです。
しかしその11歳ころまで描くのが大好きで、自分の中からあふれ出るものを純粋に追いかけ続けていった結果、下向きになっていたアートへの興味がぐんと急上昇し、5歳のころの純粋な感覚へ戻ります。これが、芸術家の誕生です。
最近は、「みんな同じがいい」教育がありふれていたこともあり、3歳くらいにはもう「みんなと同じ絵」を描くことを薦める大人が多く見られました。
ですが、それは子供が本当に描きたかったものかと聞かれると、どうでしょう?
大人はそれで安心するかもしれませんが、子供は「そう描けばいい」と、自分で考えるのをやめてしまいます。
私が開校する教室では、そんな小学校までの子供たちへ、「自由に描いて、創って。自主性や自立性を学んでもらう」という目的もあります。
子供は未来への財産。
長くなりましたが、私はこれからそんな世界へ足を踏み入れることにしました。
3年間、お世話になりました。
またどこかで、お会いできますように・・・!
