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膝脱臼からの、セルフスターターについて


先日、藻岩山へ。

藻岩山は標高531m、今回ベーシックな慈啓会病院前コース(2.9km)を選択。小学生のころ登山した記憶が最後で、人生で数えるほどしかない藻岩山でしたが、ロープウェイの先にある展望台が新しくなっていて、新鮮(改装後、初めて来ました。今更ですが)

 実は昨年から膝を脱臼しており、癖もついていていたものの、だましだましサッカーやフットサルをしておりまして。

毎回脱臼するため、無理にプレーはせず、今後は登山などで少しずつリハビリをしていきます。にしても、下山時に膝にかかる負荷は尋常じゃないですね!笑

ぷるぷる震えてました。。。

 ただしかし、登山者とすれ違いざまに必ず挨拶するのが、なにか団体感や達成感を引き立ててくれるというか、すがすがしい経験でした。

さて、今回は人事評価でも重要視される「自主性・主体性・決断力、セルフスターター」について。

 最近読んだ本に、国際的企業でもボーナスの査定や人事評価において、

「自主性があったかどうか」

「セルフスターターかどうか」

という基準が重視されているということがまとめられていました。

自分で主体的に次々と目標を立て、決断して仕事を進めていくタイプと、指示待ち人間といわれる、常に受け身であり、自分で仕事を作ることができないタイプの2種類に人材を分類するわけです。

ここで重要なのは、

「自主的に考え、主体的な観点を持ち、自分でリスクを取り決断していくことができるか」ということ。

 私も過去経験した感覚についてですが、そもそも経営者や起業家というのはセルフスターターの最たる例で、世間一般でいう【起業=リスクを背負って大変】というのを好んでやるくらいの変態で、いわばモチベーションの塊ですし、自分の生活がかかっていますから、それは死に物狂いです。自分で何か始めなければ、倒産あるのみ。当の本人は、あたかも普通のように、サクサクこなしていくわけですが。。。

 他方、一般的な従業員は、企業に所属し、そのポジションの仕事を務めることでサラリーを得て、安定した将来のために雇用されることを選択しているイメージでしょうか。

※よく居酒屋で愚痴を言っているタイプの方々の話で、我々のスタッフや、社外の素敵な従業員(起業できる実力はあっても、あえて起業しなかったり、自社のプロダクトを愛している方々)を私は沢山知っていますので、従業員イコールという話では合いません。語弊がないように。

 ただしかし、中小企業あるあるで、経営者と同じ想いを従業員に理解しろ、経営者感覚を身につけろというのは、そもそも無理がある話。このあたりも土屋ホールディングスの土屋会長が取り組まれていらっしゃる、3KMをつかったコンサルティング手法の需要があるように、多くの経営者が悩んできた壁なのだと、失敗を繰り返したり、あるいは失敗した例をみて、勝手に腹落ちしていました。

新規創業者であった自分の経験談ですが、1人の限界なんてあっという間に感じますし(郵送手続だって、猫の手も借りたい笑)すべてにおいて0から1をつくる工程が存在していて、うまくいくこともいかないことも沢山あるわけです。

ベンチャー企業であればあるほど、人材の大切さと、そこに投下するありとあらゆるものにこだわる必要があります。特に、最初のコアメンバーとのミッションビジョンバリューの共有はもちろん、その後の人事についても考えても考え足りないくらい、ひたすら考え抜くことが必要だと思います。

 是非、今回の「自主性・主体性・決断力、セルフスターターかどうか」という点にフォーカスして、人材について考えてみるとよいのではないでしょうか。

ちなみに、今読んでいる途中ですが、

一流の育て方―ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる

:ムーギー・キム

あたりを読むのもオススメです。

 では、また来週月曜日更新しますので、宜しくお願いします!


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