ドラマに学ぶこと
みなさん見ていますか、日曜ドラマ「陸王」
池井戸さんの作品は毎回心うごかされることが多く、自分のモチベーションになると同時に、働く人皆にモチベーションを授けているような気がしています。
原作を読むことはなかなかないのですが、ドラマでも臨場感ある雰囲気が伝わる作品だと思います。
「経営者」というひとつの職業について、自分自身考えることが日々増えています。
会計事務所の職員時代、顧問先を担当し、経営者の悩みを解決していた頃、自分の実力を過信している時代がありました(業界特有のあるある話です)
ただ、今思うと「経営者」というひとつの職業は非常に特殊だということを痛感します。
・常にリスク(挑戦のハードルが高いもの)にチャレンジすることを選択し、成長を意識しなければならない
・組織を作ると決めた場合、多様な意見を取りまとめ、あるいはトップダウンでも方針を決めなければならない
・社員のモチベーションを極力下げないように(あげることを意識することは多いが、非常に難しいので)取り組み、良いパフォーマンスを発揮させる
・マネージャーとしては多数決で多い方を選択すべきだが、場合によって経営者は少数意見を貫き通す覚悟が必要
やればやるほど、自分の信念、覚悟、価値観を試されますし、結果を出すプレッシャーもあるでしょう。
だからこそ、面白い。
だからこそ、やらない後悔は避けたい。
だからこそ、覚悟が求められ、真にやりたいことしかやれない。
良い会社は、良い人が作ると思います。
良い人とは、金銭よりも自分が働く価値や意味、ミッションやビジョンに向かって愚直に取り組める人なんでしょう。
AIの進化により、より良い人の組織力が試される時代になると思います、
できる限りの努力と、信念を持ち、挑み続けれる組織を作り、育成をしていけるよう、精進したい。
創業当時の想いをまた呼び起こしてくれた、ドラマに感謝です。