共存する未来
もうすぐAIに仕事を奪われる未来がやってくる。
一番最初にこう発言したのは、いったい誰だったんでしょう。
これからの未来、「労働者の多い職業からAIに代わっていく」や、「人間がやっているから高級感があり、価値がある」と言われる職業が出てくると言われていますよね。スーパ―のレジ打ちなんかがそうです。
「AIに仕事を“奪われる”」という表現が、はたして最適なのか。
そもそも、ガラケーがスマホに時代を奪われるみたく、同種類ならわかりますが、人間と機械が本当に同じ土俵に立てるんでしょうか?
0.1の狂いもない計算。生産性。緻密性。どれを取っても、人間がAIに勝てるものってないですよね。
じゃあその逆はどうでしょう?機械が私たちに勝てないもの、機械に絶対にできないものってなんでしょう。
人を思いやる心?努力すること?感情豊かに表現すること?すべてプログラムすればできます。じゃあ、なに?
正解は、
「欲張ること」だそうです。
人間は、強欲です。
温かい食事を目指して「火をおこし」、雨風に当たらないように「家を建て」、おしゃれをしたいために沢山の「洋服を作り」、そのすべての作業が楽になるように「機械を開発」してきました。
私たちの脳は、その欲望を想像し、創造する力があるのです。
ですが機械には、プログラム以上の欲望が出ないし、想像もプログラム内で収まってしまいます。来る未来で、頭のいいAI達が、人間のそれを、うらやまないことがあるでしょうか?
つまり、私たちが、想像し、それを機械へ要求し続ける限り、AIと共存できるのです。
私たちが考え、新しい発想をAIに与え続ける限り、機械に支配される未来は考えにくいと言えそうです。
そう考えると、AIと共存する未来も、楽しそうじゃありませんか?
もうすぐ、小学校の教育に「プログラミング」が加わります。
これからが本当に、Super Studentの誕生ですね。